第4回年会のお知らせ(第3号通信)

日本教授学習心理学会 第4回年会の開催にあたって

開催校担当者
作間 慎一(玉川大学)
大竹 信子(玉川大学)
麻柄 啓一(早稲田大学)

初夏の陽気となりました。会員の皆様にはお変わりなくお過ごしのことと拝察申し上げます。
さて,この度は玉川大学キャンパスに皆様をお迎えして日本教授学習心理学会第4回年会を開催することとなりました。皆様のご協力を得まして,24件の個人
発表ならびに講演を行う予定です。2日間の会期ではありますが,充実した研究発表と交流の場になればと念じております。準備委員一同,皆様のお越しをお待
ち申し上げております。

2008年5月23日

この通信には、本通信文とともに、年会プログラムが同封されています。

参加者へのご案内

Ⅰ 受付
1.年会期間中は受付でお渡しする参加章(氏名・所属を記入したもの)をお付けください。参加章は年会参加費の受領書も兼ねています。
2.受付場所は大学研究室棟1階です。
受付時間は大会期間の両日とも午前9:00〜午後2:00です。
3.受付は次のように分かれています。
(1)予約参加者受付:年会参加費を前納された方は氏名・所属をお伝えください。確認させていただき,参加章と予稿集などをお渡しします。
(2)当日会員受付:会員で予約されていない方は,「参加申込用紙」に必要事項をご記入の上,年会参加費7,000円を添えてお申し込みください。参加章と予稿集などをお渡しします。
(3)臨時会員受付:非会員の方で年会に参加される方は,「参加申込用紙」に必要事項をご記入の上,年会参加費7,000円を添えてお申し込みください。参加章と予稿集などをお渡しします。

Ⅱ 会場関係
すべて大学研究室棟で行います。
1.発表会場・講演会場・各種会議
(1)発表会場:大学研究室棟 地階    B101 B107
(2)講演会場:大学研究室棟 地階    B104
(3)会務総会:大学研究室棟 地階    B104
(4)理事会:大学研究室棟 1階 107
(5)編集委員会:大学研究室棟 1階 107
2.休憩室・著作物コーナー:大学研究室棟 1階 ラウンジ
飲食はラウンジでお願いします。お茶等をご用意しております。
各会場は飲食禁止,禁煙です。ラウンジに喫煙室があります。
3.クローク:大学研究室棟 1階 ラウンジ
第1日目 午前9:00〜午後5:30まで
(懇親会に参加される方はその前にお荷物をお受け取りください)
第2日目 午前9:00〜午後4:45まで
4.昼食
学内食堂は休みなので,大学周辺の食堂をご利用くださるか,お弁当等をご準備下さい(駅・大学周辺に食堂・コンビニがあります)。
5.懇親会    大学内の朔風館食堂で1日目の午後5:30から行います。
6.託児室    ご用意できませんのでご了承ください。
7.駐車場    学内の駐車場はご利用になれませんので,電車等をご利用下さい。
8.年会本部事務局および関係者控え室:大学研究室棟 1階    106 107

Ⅲ その他
1.連絡 会期前および会期中の連絡は下記までお願いします。
〒194-8610 町田市玉川学園6-1-1 玉川大学通信教育部
作間研究室内 日本教授学習心理学会第4回年会準備委員会事務局
電話:042-739-8873
E-mail:nenkai @ japtl.org
*なるべく電子メールでお願いします。
2.スタッフはリボンを付けています。ご不明の点はお訊ねください。

研究発表・講演について

Ⅰ 研究発表
1.各研究発表に割り当てられた時間は,発表15分・討論15分の計30分になります。時間内に発表と質疑を終了してくださるようにお願いいたします。個人発表終了後の残りの時間は質疑や討論にあてます。司会の方は,終了の時間を厳守してくださるようにお願いします。
2.発表者が欠席した場合には「発表取り消し」と見なされます。ただし,連名発表の場合には,連名者が発表を代行することができます。責任発表者の交替などの変更がある場合には,年会本部まで速やかにご連絡ください。
3.当日配付資料がある場合には,各自で30部程度ご用意の上,会場の係員にお渡しください。
4.会場にはWindowsを搭載したパソコンがあり,データ保存用メディアをお持ちいただければパワーポイントの使用が可能です。使用するご予定の方は,少し早めに会場にお越しいただき,チェックをお願いします。なお,パワーポイントデータは,97-2003のヴァージョンでご用意ください。

Ⅱ 講演
演題 アレックスはいかにして「落ちこぼれの子」に見えるのか
-場面の組織化と学習の相互的構成-

講演者 川床 靖子 氏(大東文化大学文学部・文学研究科教授),博士(教育学)

ご紹介
川床先生は状況的認知論に基づく研究を精力的に行ってこられました。具体的には,学校や仕事場で人間はどのように学習するのかを,タンザニア,ネパール,
日本などでのフィールドワークを通して詳細に記述する仕事をしてこられました。それらの研究成果は,『タンザニアの教育事情』(ほるぷ教育開発研究所),
『状況のインターフェイス』(金子書房),『学習のエスノグラフィー』(春風社)等にまとめられています。当日は,以下のような内容のご講演をしていただ
きます。

川床先生による講演要旨 これまでの日本の教授・学習研究は極地方式をはじめとする優れた授業分析と教授法を生み出してきた。
文字通り,教員の「授業を行う力の養成」に大きく貢献してきたものと思われる。一方で,かつての自らの研究を含めて従来の学習研究を振り返ると,その研究
方法,あるいは,視点のあり方に多少再考の余地があるように思われる。たとえば,多くの教授法研究では,学習は個人の変化,個人の達成であるという見方を
当然の前提としており,教室では個人の評価,個人間の対比のみに焦点が当てられる。そこには,”個人”或いは”個人の能力”が参加する実践のコミュニティ
における人,もの,装置の配置・編成のあり方(コンフィギュレイション)と共に可視化,構成されるという視点はない。また,多くの学習研究は,教室におけ
る教授法とその効果を仮説-検証-結果の枠組みだけで分析してきた。その結果,仮説-検証の筋にのらない様々なできごとが切り落とされる傾向にあった。教
室の活動や実験という活動がどのような実践なのか,教室場面やテスト場面ではどのようなことが社会・道具的に構成されているのかといったことへの視線は生
じにくかったように思われる。この講演では,教室場面やテスト場面で子どもが”できる””できない””正答する””誤答する”ということを,従来の教授法
の研究とは異なるパラダイムによって再考することを試みる。


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